*天理教校を志願した経緯を聞かせてください。
当初、大学卒業後は就職を考えていました。大学で励んでいた野球に関する仕事に就きたいと思っていたのです。しかし、在学中に大きな怪我を患って手術したことを機に、その考えが変わりました。私の中で「この怪我はきっと神様からのおてびきだ」と感じ、「就職を辞めて、お道のことをさせてもらおう。」と決心し、天理教校への進学を決めました。
*どうして本科実践課程を選んだのですか?
数年前に兄が本科実践課程を卒業しました。その兄が「本科実践課程を選んで本当に良かった!」とよく言っていたこともあって、私は以前から本科実践課程の良さをよく見聞きしていました。天理教校への進学を決めた時、教祖の教えをもっと深く学びたいと思ったことはもちろんですが、今まであまり経験のないにをいがけに励みたい、おたすけのできる人になりたい、と思い、布教力と実践力を培うことのできる本科実践課程を選びました。
*本科実践課程での雰囲気や環境はどうでしたか?
入学するまでは、お道のことを深く話しあえる同世代の友達があまりいなかったので、同じ道を求める同級生がたくさんいることは私の刺激になりました。先輩方も明るく優しく頼もしい方々ばかりで、素晴らしい先生方から聞くお話の一つひとつも自分の力になるものばかりでした。これから道を歩んでいく中で、なんでも相談できる先生、先輩、仲間ができたことは、私にとってありがたい環境でした。
*在学中、喜びに感じたこと、やりがいを感じたことを聞かせてください。
本科実践課程のカリキュラムを通して、親神様の思召、教祖の親心に気づき、感じられた時に喜びを感じました。特に布教実修で感じ得たことが大きく、毎日にをいがけに歩く中で、私に必要な出会いを与えてくださったことは本当に嬉しい出来事でした。
*本科実践課程での2年間は、どんな時間でしたか?
信仰の基礎、土台ができたと思います。教えを学ぶ中で新しい発見がいくつもあり、自分の力になりました。また、教理勉強だけでなく、ひのきしんやにをいがけの時間を通して、親神様、教祖と向き合い、自分の信仰について見つめ直すことが増えました。この2年間で自ら親神様の思いに近づく努力ができるようになったことは成長できた部分だと思います。
*本科実践課程での2年間は、どんな時間でしたか?
信仰の基礎、土台ができたと思います。教えを学ぶ中で新しい発見がいくつもあり、自分の力になりました。また、教理勉強だけでなく、ひのきしんやにをいがけの時間を通して、親神様、教祖と向き合い、自分の信仰について見つめ直すことが増えました。この2年間で自ら親神様の思いに近づく努力ができるようになったことは成長できた部分だと思います。
*天理教校で学んだ者として、卒業後、どんな日々を通っていきたいですか?
本科実践課程で身につけた布教力、実践力を活かして、自ら進んでおたすけができるように通りたいと思います。これまでは学生として与えられた環境で励んできましたが、これからは自らその環境をつくり、にをいがけ・おたすけに励み、どんな中でも喜んで通れるよう、求道と伏せ込みに励みたいと思います。