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岩切 寿代

岩切 寿代

卒業生

本科実践課程

立教187年度卒業

*天理教校を志願した経緯を聞かせてください。

大学4年の夏頃から気持ちが落ち込んでしまい、テレビやスマートフォンを見ることができなくなりました。しかし、久しぶりにInstagramを開いた時に、本科実践課程の紹介動画が流れてきて、「あ! ここなら人生変わるかも!」と不思議にもそう思えたのです。そして、大教会の秋季大祭に参拝した際に、父から「本科実践課程どうや」と薦められ、「親と同じ思いだった!」とストンと心が治まり、天理教校へ志願することを決めました。

*どうして本科実践課程を選んだのですか?

 教祖の教えを学び直したいという思いや、雅楽や祭儀式なども基礎から学べることに魅力を感じました。しかし、学校や寮生活について詳しく分からないこともあって、どうしようかと悩んでいた時に、本部神殿で本科実践課程の学生さんに偶然出会い、思いきって声をかけました。すると突然だったにも関わらず、懇切丁寧に教えてくださったことがきっかけで、本科実践課程の学生さんのハッピが輝いて見えるようになり、本科実践課程を選ぶ決め手となりました。

*本科実践課程での雰囲気や環境はどうでしたか?

 初めての寮生活を経験して、天理教校寮は優しさあふれる寮だと感じました。自分の時間を削って人のために動く仲間がいたり、在寮の先生にも夜遅くまで相談に乗ってもらったりと、互いの苦楽を共にできる、とてもありがたい環境だったと思います。

 学校では、本科実践課程の先生方はもちろん、専修科や庶務の先生方、また専修科の学生さんとも信仰について心から語り合うことができ、刺激をもらう毎日でした。

*在学中、喜びに感じたこと、やりがいを感じたことを聞かせてください。

 たくさんありますが、たとえば毎朝、教祖殿でまなびを勤めるのですが、お歌の意味を理解し、みかぐらうたに込められた親心をだんだんと心で感じられるようになった時に、毎日の日課にやりがいを感じました。また、教祖を身近に感じられるようになったことも、私の喜びです。これまでなんとなく遠くの存在だった教祖が、いつも側で見守ってくださっている感じられるようになり、「教祖だったらどうされるかな?」と日頃から想うことで、もっとお道が好きになりました。

*本科実践課程での2年間は、どんな時間でしたか?

 毎日がとても充実していて、たくさんの感謝に気づける幸せな時間になりました。

 学校や寮でも常に仲間がいて、人を通して自分の癖、性分に気づくことができ、新しい自分にも出会えたように思います。つらいこと、苦しいこともありましたが、それよりも楽しいことが多くて、人生の財産となる時間でした。

*天理教校で学んだ者として、卒業後、どんな日々を通っていきたいですか?

 本科実践課程での学びはすべて、将来の教会生活やおたすけに役立てるためだと思います。これからも親神様の思召を求め、教祖にお喜びいただける心で、道を歩んでいきたいです。

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